こんにちは、ぬい撮りコラムニストの"ゆりりーぬ"です!
雪の日のぬい撮りシリーズ、前半では「雪の日ならではの"ぬい撮り"の楽しみ方」をご紹介しました。
楽しい雪の日のぬい撮りですが、逆に普段と違って気をつけたほうがいいこともいくつかあります。
後編の今回は注意点も兼ねた「必須アイテムリスト」の形式でお届けします。
1.濡れても平気なウィンドブレーカー&長靴
まずは、ぬい撮り師さん自身を守る服装について。
ぬい撮りは背の低いモデルさん達を地面で遊ばせて行うことが多いので、カメラを構えるとどうしても低い体勢をとる時間が長くなります。
モデルさんの目線と同じ高さになると、ひじやひざを地面について撮影する機会が本当に多いんですよね。
普段はちょっと地面にひざをついたところで砂や土が付くか付かないか程度の問題ですが、とくに綿製品の服装のだと雪ですぐに濡れてしまいます。
濡れると見た目も悪いし、何より寒い!
なので、雪のぬい撮りは濡れにくい素材のコートや、防水性のウィンドブレーカー着用がおすすめです。
また、ロケ地を探すまでに雪の溶けかけた大きな水たまりがあったり、べちゃべちゃした道を通らないといけないこともあります。
長靴だとさらに安心できますよ♡
2.レフ板がないと顔に影が落ちてしまうよ
2つめは、レフ板です。
今回、筆者も忘れて苦労した(というか人間はぼっちでの撮影会だったので手の数が足りず使用を断念せざるを得なかった)、レフ板。
降り積もった雪は白くてキラキラしているので、モデルさんたちの顔に影ができやすくなってしまいます。
わたしは普段、ぬいぐるみモデルさんのふわふわ感や立体感を出すために半逆光(斜めから太陽の光が当たる位置)で撮影することが多いのですが、雪のときは特に注意。
この写真のように、モデルさんの顔半分がまるまる黒くなってしまいます。
対策としては、いつもの通り半逆光の位置にモデルさん達に立ってもらい、太陽と向かい合う位置にレフ板を設置することです。
こうすることで、太陽の光がうまく反射し、影ができるのを防止してくれる効果があります。
プロのカメラマンさんによれば、わざわざレフ板を買わなくても白いハンカチやノートでもじゅうぶん代用可能だそう。
レフ板を使うときは人間ひとりではなく、アシスタントがいた方が撮影しやすいと思います。
できる方はぜひ試してみてくださいね。ぐっといい写真になりますよ!
【ワンポイント】レフ板なしでなんとかしたい場合は?
小手先の技にはなりますが、座っていたモデルさんを寝かしてあげると影ができにくくなります♡
3.濡れたぬいぐるみモデルさんをケアする"ストーブ"や"ドライヤー"
3点目は、帰宅後に使うストーブやドライヤー。今度はモデルさんたち用です。
前回の記事でもちらっと触れましたが、雪と接触すると高い確率でぬいぐるみモデルさんたちが濡れてしまいます。
汚れがつかず水分で済むのが雪のよさでもあるのですが、やっぱり冷たいとモデルさん達がかわいそうですよね。
モデルさんたちをドライヤーやストーブで乾かすメリットは、感情的な問題だけでなく、物理的にもあります。
きちんと乾かしてあげることで、ふわふわの毛並み守ることにもつながるんです。
クセ毛になったり、ぺちゃんこ感が出ないようにするために、短時間でもいいのでストーブやドライヤーに当てましょう。
雪遊びが終わってぬくぬくしているシーンを撮ってあげるのも楽しいですよ♪
吹雪の中の撮影って大変そう…
いかがでしたか?
今回は雪がやんでから、太陽の下での撮影することを前提に書いてみました。
筆者はのんびりまったり、ぬいぐるみモデルさんの安全を第一に考えた撮影スタイルをとっているので、吹雪の中の撮影というのはあまりしたことがありません。
もし今後、吹雪の中で撮影する機会があれば、感想やポイントを別の記事で紹介したいと思います。
ひとまず今回の記事が、晴れた雪景色のぬい撮りロケの参考になれば幸いです。
by ぬい撮りコラムニスト & ふろーら事務局スタッフ"ゆりりーぬ"
(追伸:次回雪が降ったら、わたしもレフ板の失敗をリベンジします!!)
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